図面のトレース作業において

図面のトレース作業において
当社では、大まかに4工程の作業を行っております。
1.図面のスキャニング

紙の状態の図面を専用スキャナ(A~A0対応)にて1枚ずつ、状態を確認しながらスキャニングしデータ化(ラスターデータ)いたします。
製本された図面も可能ですし、画像データ、PDFファイルも問題ありません。
この、1枚ずつ、状態を確認しながらスキャニング作業が重要でその後の作業工程の過程に大きく影響いたします。
2-1.ラスターデータをベクターデータに変換

スキャニングしたデータはラスターデータと呼ばれ画像の状態になります、これをを専用ソフトで取り込みベクターデータと呼ばれる線データに変換します。
この際、細かなシミや、青焼き図面特有の濃紺部などは細かな線(斑点)の集合体で表現されます。
斑点除去作業、線データへの変換をいたします。
2-2.画像データの図面をCAD上に取り込み

画像内の縮尺と図面の縮尺を合せます、その画像を下図とし、上からなぞる形で トレースしていきます。図中の寸法や文字も直接確認しながら1つ1つのトレース作業となります。
元図面の不整合な点や不明点などは、都度ご確認させて戴きます。
3.ベクターデータ(線データ)の加工

ご指定により、線種、線色、を変更します。
(現在レイヤ分けに関しては、未対応ですのでご了承下さい)
データをCAD型式、DWG,DXF,JWW,MPZ,VWX,に変換して納品いたします。